Geek Talk/「Google Analytics」どうしてこれらの情報が分かるのか? その2

「Google Analytics」パート1では「Google Analytics」を使うとどのような情報が得られるか説明をしました。
今回はこれらの情報はどのようにして分かるか?収集されているかを説明します。

ホームページの設営側
ホームページを公開している個人や法人は、「Google Analytics」にてアカウント登録を行います。
その後、測定をしたい全てのHP内にGoogleが提供する小さなプログラム(JavaScriptで書かれたコード)を埋め込みます。

google 側
このコードが埋め込まれたページを誰かが閲覧するとこのコードが実行されて、「Google側」のサーバーに様々な情報が記録されます。
google 側ではホームページがどのような内容なのか自動的に閲覧しページ内の要約を作ります。

閲覧者側

  • Chrome等のブラウザーにgoogleアカウントのIDでログインしているとそれを引用する
  • 携帯端末でもgoogleアカウントのIDでログインしているとそれも引用される
  • ログインされたgoogleアカウントのIDでGoogle検索の履歴やyoutubeの閲覧履歴も保持している
  • 携帯端末の位置情報も収集されている

これらを総合してgoogleの特定なアルゴリズムで以下の事を行っています。

  • 固有名詞や個人情報は公開されないが、個人を「特定な誰」として認識している
  • グーグルで検索された「言葉」を保持してあなたの好むジャンル等が蓄積される
  • HP内に埋め込まれた小さなプログラムをあなたが起動させると、その履歴を蓄積している

そうすることで、ユーザー関連の情報(どこの国から・どこの市からアクセスしているか、男女や年齢、興味関心を持たれている内容、リアルタイムに現在HPを閲覧している人数等)やテクノロジー(PCとかスマートフォンとか)やHPにどのくらいの時間滞在したか分かります。


→ここであなたのプロフィールを参照できます

→ここであなたの位置情報を参照できます

最後は「Google Analytics」パート3:それらの情報をどのように利用するの?をアップします。

→ 「Google Analytics」で何がわかる?