こんにちは、GEEKです。今回は、リモートアクセスVPN接続について解説します。
最近はカフェやコワーキングスペースで仕事をするノマドワーカーが増えていますよね。でも、ちょっと待ってください!公共の無料Wi-Fiって、実は危険がいっぱいなんです。
リモートアクセスVPNで守る、大切なデータとプライバシー
パスワードなしで接続できる無料Wi-Fiは、盗聴の危険性があり、通信内容が第三者に漏えいする可能性があります。あなたの大切な個人の情報や会社の機密情報が、知らない誰かに見られているかもしれません。(Wiresharkとか、tcpdumpを使うと簡単に見れちゃいます!)そこで重要になるのが、 リモートアクセスVPN接続です。
リモートアクセスVPN接続では、 L2TP/IPsec や IKEv2 などの暗号化方式で通信データを暗号化することで、安全な通信経路を確保します。
- L2TP/IPsec は、データリンク層でトンネルを構築し、IPsecで暗号化と認証を行うことで、高いセキュリティを実現します。
- IKEv2 は、IPsecで使用される鍵交換プロトコルで、高速かつ安定した接続を提供します。
ちなみに、Android OS v13以降では、L2TP/IPsecの利用は非推奨となり、IKEv2の利用が推奨されています。時代の流れですね~。
リモートアクセスVPNで社内システムを鉄壁ガード!
さて、ガレージラボでは、社内基幹業務システムのサーバーをクラウド上に置いています。セキュリティ対策として、サーバーのコントロールパネルへのアクセスは、 会社に割り当てられた固定IP からのみに制限しています。
そこで、 リモートアクセスVPN接続を使って社内ネットワークに一旦接続し、会社に割り当てられた固定IPを経由することで、安全にコントロールパネルにアクセスできるようにしています。
リモートアクセス接続のメリットは、これだけではありません!
- 社内リソースへの安全なアクセス: 社内ファイルサーバーやプリンターなど、社内ネットワーク上のリソースに安全にアクセスできます。
- 柔軟な働き方の実現: リモートワークやモバイルワークなど、場所を選ばない柔軟でセキュアーな環境で働き方を支援します。
- 災害時の事業継続: 災害時など、オフィスが使用できない場合でも、リモートアクセスによって業務を継続できます。
- 支店間接続のセキュリティ強化: 複数の拠点間をVPNで接続することで、安全な情報共有を実現できます。「Geek Talk/社内ネットワーク(VPN)」https://team-garagelabo.blogspot.com/2024/05/geek-talkvpn.html
- 海外からのアクセス制限: 特定のIPアドレスからのみアクセスを許可することで、海外からの不正アクセスを防止できます。
安心して働ける環境へ!リモートVPNで広がる可能性
このように、リモートアクセス接続は、セキュリティを確保しながら、柔軟で効率的な働き方を実現するための重要な技術です。
ガレージラボでは、社員が安全にリモートワークできるよう、リモートVPN接続を推奨しています。今後も、最新のセキュリティ技術を導入し、より安全で快適なワークスタイルを提供していきます!