▶IAA MOBILITY 2023 オープニング!
まず初めに、オープニング カンファレンスに参加しました。
今回は、通常の展示ブースに加えてStart Up区画が各会場に割り当てられており、完成された製品に限らず製品になる前のプロトタイプの技術ベース展示もありました。
下記写真は、IAA専用アプリのMapとカンファレンスプログラムのタイムライン検索画面です。
今回のIAAで私が視察した展示を大きくカテゴライズすると、
全体的に電気自動車によるサステナビリティと未来をテーマにした展示が多く、自動運転に対するソリューションでは周囲のセンシング技術を多く見かけました。
チケットなしで回れる展示会場となっています。いろいろな意味でオープン(野外)です。
今回からオープンスペースが設営されたこともあり、ファミリー層の来場者が多く見られました。
夕食は、バイエルンのお店(ドイツの郷土料理店)で、HB直営の超有名店でした。有名店といっても法外に高いわけではなく、どちらかというと郷土料理店なので、大衆向けのお店といった様相です。
ライトビールとサラダ、ソーセージ、そして名物のヴァイスヴルスト(蒸した白いソーセージ)をいただきました。アルコール耐性がない私は、明日の視察に備えてビールは控えました。
▶IAA 2日目/ブース巡り
私は、午前中はメッセ会場内のカンファレンス参加と展示回りを行い、午後からオープンスペースの電気自転車の展示周りと体験を行いました。
国際免許は日本で免許を持っていれば、しかるべき窓口に申請すれば手に入るので、
海外で試運転の予定がある方は手続きをお忘れなく。
もう一方の体験の電気自転車は、ギアと電気のパワーレベルが調整でき、電気パワーが高いほど、特に走り出しの補助力が高かったです。
電気パワーは、ハンドル左側のボタンで+と-でレベルを調整でき、現在のレベルをハンドルとサドルの間のフレームに埋め込まれた表示ディスプレイで確認できます。
テストコースは、林の中のサイクリングロードで、途中川や湖がある場所も通りました。
湖には、多くの人々が水浴びをするために水着で集まっていました。
海が無いドイツでは普通のことなんでしょうか?
▶早朝のマリエン広場/不思議と落ち着く雰囲気
本日も、出発から別行動です。
早朝に出発し、マリエン広場までlime(電気キックボード)で移動して散策しました。
電子注文窓口でデフォルトのドイツ語から英語に変更できたのは助かりました。
アルファベット言語なので、初めはドイツ語だと気づきませんでした。
考えてみれば、ここはドイツでマクドナルドといえどもローカル言語がデフォルトですよね。
▶IAA 3日目/カンファレンスを重点的に視察
本日もそれぞれ興味のあるカンファレンスに参加しました。私は午前中はカンファレンスに集中して参加しました。
出席できたカンファレンスをまとめると、自動車又は電気自動車においてAIの活用とインカーエクスペリエンスは、今後も新しいサービスが提供されていくということ。また、その車の販売方法はAIによるARやVRを用いたものに変革していくと予見している。
それ以外のモビリティでは、小型の電動モビリティ市場が拡大しているということ。また電動の無人バスが発展し、市内を巡回するようになるだろうとのこと。
今後イノベーションを促進させるためには、大企業がスタートアップとコラボして、AIの活用や新しい切り口のアイデア、文化を取り入れることが重要ということでした。
ミュンヘン市内の見学と観光
▶ドイツのミュンヘンといえば、BMWミュージアム
午後からはBMWミュージアム(入場料は無料)へ移動しました。
道中、展示会場で少し見かけた電気バイクが走っていました。
BMWミュージアムへ到着すると、荷物は事前に保管所で預けるため館内の様子は撮れませんでした。
本日の夕食もバイエルンの大衆料理店で食べました。
マリエン広場の近くには、観光向けのドイツ郷土料理店がいくつかあるようです。
▶電動キックスクーターのレンタル最高!
最後に、市内移動で電車の次にお世話になった電動スクーターについてご紹介します。
道の端に止められているキックスクーターは、アプリからレンタルが可能です。
Lime社の100分チケット(約€13)を購入し、乗りまくっていました。
近くのコインランドリーに行く際にも使い、旅行中重宝しました。
若いカップルの男の子が運転して、後ろから女の子が抱き着く形で2人乗していました。恐らく違反行為の為、うらや・・・ま・・けしからんと思いました。(笑)
ドイツからの出国日を迎えました。
名残惜しさを残しつつ、日本までの約20時間は気持ちの切り替えには十分すぎる長さでした。
自己実現の為に必要なこととして「脚下照顧(足元を顧みる)」という言葉がありますが、今回の視察によって仕事面でもプライベート面でも自分の今いる状況(足元)を顧みるきっかけになったと感じます。