皆さんは、タイヤの点検と聞いて、どんなイメージをお持ちですか? 「手作業で大変そう…」「時間がかかりそう…」「専門知識がないと難しそう…」そんなイメージがあるかもしれません。
私たちはその常識を大きく変えるべく、AIタイヤ解析システム『タイヤ プロファイラー』を開発しました!
このシステムが生まれた背景には、現場で働く皆さんの「負担を減らしたい」「もっと効率的に仕事がしたい」という切実な声がありました。そして、私たち自身の「タイヤ保管事業を、もっと良くしたい」という想いがあります。
タイヤ プロファイラーって、何ができるの?
『タイヤ プロファイラー』は、AI(人工知能)を活用した、次世代のタイヤ点検システムです。
使い方はとってもシンプル。タイヤを撮影するだけで、高度なAIが以下の情報を瞬時に特定します。
メーカー、ブランド、サイズ、製造年週などの基本情報。
タイヤの状態(傷、ひび割れ、残溝)、さらにホイールの傷まで。
まさに、タイヤの「健康診断」をAIが自動で行ってくれるようなものです。
私たちが特にこだわった3つのポイント
このシステムを開発するにあたり、私たちが特にこだわったのが以下の3点です。
「客観性」と「信頼性」
特定のメーカーやブランドに偏らない、豊富なデータをAIに学習させました。これにより、誰が見ても客観的で信頼できるタイヤの状態評価を実現しています。
「現場の負担軽減」
これまで手作業で行っていた点検業務が大幅に効率化され、現場の皆さんの負担がぐっと軽くなります。
「新しい価値の創造」
タイヤの状態を正確に把握することで、お客様にパンクやバーストといったトラブルの予防策を提案できるようになります。また、得られたデータはクラウド上で「タイヤカルテ」として一元管理され、お客様への付加価値提供や、新しい収益機会の創出にも繋がります。
この技術、タイヤ以外にも応用できる?
『タイヤ プロファイラー』の中核をなすのは、「画像認識AI」と「自動情報解析」の技術です。私たちは今、この技術をタイヤ点検だけでなく、様々な分野に応用できないか、社内でアイデアを出し合っています。
例えば、
建設現場の資材管理:資材を撮影するだけで、種類や状態を瞬時に把握。
農業:作物の生育状況や病気をAIが自動で診断。
衣料品のリサイクル:服の素材や状態をAIが判別し、仕分けを効率化。
など、私たちの技術は、「目視での確認作業を効率化し、データ化する」という幅広い分野で役立つ可能性を秘めていると考えています。
もし、「こんな分野に応用できそう!」というアイデアがありましたら、ぜひお聞かせください。皆さんのアイデアが、私たちの新しい挑戦のきっかけになるかもしれません。
未来へ向けて、いざ世界へ
この『タイヤ プロファイラー』を、なんと!ジャパンモビリティショー2025に初出展することが決定しました。さらに、海を渡りCES2026にも出展します。
「タイヤ保管の常識が変わる!」という私たちのメッセージを、国内外の多くの方々に直接お伝えできることを、チーム一同とても楽しみにしています。
このブログを読んで、少しでも「タイヤ プロファイラー」に興味を持っていただけたら嬉しいです。今後も、私たちの挑戦の様子をブログで発信していきますので、ぜひご覧ください。
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