音声入力が大活躍中です
こんにちは、風間です。
最近自宅からテレワークを行なっているのですが、音声入力が大活躍していますのでその紹介をします。実は、オフィスでもブツブツ呟くほどの音声入力の愛好家でしたが、自宅では誰にも気を使わなくて良いので、さらに快適です。笑
音声入力の入口としては、Google ドキュメントで使用するのが一番簡単だと思います。ツールの中に音声入力の機能が入っているので、そのボタンを押せば簡単に使うことができます。Google ドキュメント上で入力した内容を、必要な部分にコピーペーストしていくのが簡単だと思います。
「ホワイトボードに思うこと」という過去のブログでも書きましたが、「文章にできないということは、理解していないということ」だと学生時代に鍛えられたので、文章化を大切にしています。
分からないことがあった場合も、文章にすることで「自分が分からない部分≒文章にできない部分」を明確に特定することができますので、その部分は、「この部分は自分が理解できていませんが、〇〇な状態にしたいため、アドバイスをお願いします」と、ピンポイントで関係者からアドバイスをいただくこともできます。
自分は指示を出す立場なので、自分の中で文章化ができない状態で人に指示を出すのは相手に対して失礼だと考えています。また、文章化することで指示内容を一人歩きさせることができるので、追加説明のやり取りも少なくすることができます。
音声入力の手順
ではどのように音声入力をしているかと言うと、大まかな流れとしては次のような手順です。
- 書きたいことや表現したいことを、音声入力で一気に吐き出す。ちょっとしたかたまりごとに整えておく。
- なんとなくの論理構成(目次のようなもの)を考え、そこにそのかたまりを配置していく。
- お気に入りの接続詞や文末表現をリストアップしたメモを用意しておき、上記「2」で構成した構造間にそれらを当て込んでいく。箇条書きは簡単にできますが、接続詞や文末表現を考えるのに労力がかかると感じたので、そこをメモから貼り付けるだけの単純作業に置き換えています。
- 上記を何度もループで回すことで、伝えたいことが洗練されていき、論理構造もしっかりと固まってくる。
音声入力の良いところは、簡単に思考を言語化できるところです。これまでの自分は、上記で言うところの「2」を先に行い、目次を作ってから必要な文章をキーボードで打ち込むという流れでした。
しかし、音声入力で文章化のハードルが一気に下がったので、最初に思考を吐き出してから、それらを素材にして論理構成を考えていくことができるようになりました。上記「1」と「2」は前後することもありますが、作成する文章内容によって自由に使い分けています。
ものづくりでイメージすると、これまではプロトタイプを作るのに時間とコストがかかっていたため、プロトタイプの製作目的を詰めてから作り始めていた(あるいは、そもそもプロトタイプを作らなかった)ところを、プロトタイプが安価かつ簡単に作れるようになり、「とりあえずプロトタイプを作ってみてから」それをもとに議論ができるようになったという感じでしょうか。つまり、選択の幅が広がったということです。
もちろんこの文章も音声入力で作成しています。15分くらいでしょうか。本当に便利になったものです。
句読点をどう処理するか、各種サービス上で音声入力ができるようにどのようにするか、入力の起動のショートカットをどのように効率よく実行していくかなど、工夫したポイントも実はたくさんあります。
こういった生産性向上のための活動が好きな方はぜひご連絡ください。