チームの力を最大限に!○○○習慣

 

チームの力を最大限に!好循環を生み出すフィードバックの魔法

「チームワークは良い方が成果が出るのは当たり前。でも、どうすればもっと良くなるんだろう?」
そう感じている方もいるのではないでしょうか。
実は、チームの力を引き出し、良い流れを生み出すための重要なカギが 「フィードバック」 なんです。
今回は、チームワークがどんどん良くなる、そんな好循環を生み出すフィードバック習慣のポイントを3つご紹介します。

ポイント1> 良いところを見つけて、具体的に伝える


最初にポジティブな言葉で良いことを伝えると、相手は心を開いて聴いてくれやすくなり、スムーズなコミュニケーションにつながります。

「とても良いですね!」「頑張ったね!」
もちろん、これらの言葉も嬉しいですが、もう少し具体的に伝えてみましょう。
例えば、
  • 「〇〇さんの資料のおかげで、クライアントへの説明がすごくスムーズにできました。特に、グラフの見せ方が分かりやすかったです!」
  • 「△△さんが積極的に意見を出してくれたおかげで、新しいアイデアが生まれました。ありがとう!」
このように、具体的な行動と、それによってどんな良い結果があったのか を伝えることで、相手は自分の貢献がチームにどう役立ったのかを理解できます。すると、「また頑張ろう!」という気持ちが自然と湧いてくるはずです。

間違っても、開口一番に「何だかよくわからないけど、あなたの提案は違う気がする。言語化できないけれど。」といった、名人気質かつ自己中心的なフィードバックは信頼関係の崩壊になってしまい、チームワークが築けなくなるのでNG行為です。
相手へのリスペクトを心の真ん中へ置き、諦めることなく言語化への努力を果たせれば良質なコミュニケーションは成り立つはずです。

ポイント2> 改善点は「一緒に良くしていく」という姿勢で


時には、改善してほしい点もあるでしょう。そんな時は、頭ごなしに指摘するのではなく、「一緒に良くしていきたい」 という気持ちを伝えることが大切です。

例えば、

  • 「〇〇の進め方について、△△という方法を試してみるのはどうでしょうか?より効率が上がるかもしれません。」
  • 「今回の報告書で、〇〇の部分を△△△するとより良くなると感じました、次回の参考にしていただけると嬉しいです。」

このように、具体的な改善案を添えたり、「〜していただけると嬉しいです」といった表現を使うことで、相手は指摘を受け入れやすくなります。そして、「自分もチームの一員として成長したい」という意欲につながるでしょう。

タスクの軌道修正がある場合は、早い段階でしっかりと具体的に伝えてゴールへのビジョン解像度を上げていきましょう。


ポイント3>タイミングが重要!小さなことでも、すぐに伝える


フィードバックは、時間が経つほど効果が薄れてしまいます。良い行動はすぐに褒め、改善点も早めに伝えることが大切です。

例えば、

  • 「さっきの会議での〇〇さんの発言、的を射ていてわかりやすかったです!」(会議後すぐに)
  • 「すこし気になったんですが、〇〇の資料のこの部分、もう少し詳しく説明してもらえますか?」(作業中に)

些細なことでも、その都度フィードバックを行う ことで、認識のズレを防ぎ、チーム全体の方向性を常に良い状態に保つことができます。

「任せる」というアクションは信頼関係が築けますが、「結果的に任せない」行動が発生してしまうと、担当者のモチベーションが削られてしまうので早めのフィードバック(軌道修正)が健全なチームワークを保つために必須です。


まとめ→ フィードバックはチームの成長エンジン

好循環を生み出すフィードバックは、単なる評価ではありません。メンバーひとりひとりの成長を促し、チーム全体の力を高めるための 「成長エンジン」 なのです。

今日から、少し意識してチームのメンバーにフィードバックを送ってみませんか?

きっと、今まで以上に活気あふれる、最高のチームになるはずです。