ボタニカルライフで仕事がススム!#3


こんにちは、デザインチームの才田です。
読書の秋ですね、最近読んだプラントハンター西畠さんの本が面白かったので紹介いたします。



「教えてくれたのは、植物でした」 西畠清順

西畠さんは、世界中を旅し、植物を収集する有名なプラントハンターです。
どの街にも同じ様な街路樹があることに疑問を持ち、多様性のある新提案をしたり、植物で人を街を元気にするイベント発足など、植物界隈の「当たり前」を崩し、植物の新価値を創造している方です。

オフィスや街に「緑があれば正解」という大雑把なマインドを変革するべく、そこにある植物へ、しっかりと意味を持たせると目に視える世界は変わるはずです。
プラントハンター西畠さんが植物と向き合ってきた視点から、人生を「花やか」にするための発見に気づかせてくれる一冊でした。

植物は優れたコミュニケーションツールである

本文より抜粋〜 近くに栽培することで好影響をもたらす植物のことを「コンパニオン プランツ」といいます。たとえば、マリーゴールドとトマトを一緒に植えると、マリーゴールドがコナジラミなどの害虫を遠ざけ、トマトの風味を良くしてくれるといわれています

こうした、共生関係を私たちのチームワークで意識したいな、と感じました。
プロジェクトやタスクを成し遂げるには、円滑なコミュニケーションは必須です。
「俺が」「俺が」タイプのような、傾聴力も低くバイアスが強い人が集まってしまうと、チームワークは破綻してしまいますよね。

私の植物コレクションはコンパニオンプランツとしてはどうなんだろう?

植物を見習うと、私たちは加速できる

「コンパニオン プランツ」のように、メンバーの仕事をサポートすることでメンバーの存在を照らしてあげたり、メンバーが仕事をしやすいように、時短で内容を理解できるよう文章を要約してみるなど、「俺軸」ではない「チーム軸」で俯瞰的に状況を判断し、行動が生まれると、より良いチーム循環が構築できるのではないかなぁと感じる、秋の空です。
味気ないトマトより、おいしいトマトを実らせたい!