ガレージラボ 登山部 〜 赤岳へ 〜

 

赤茶色の岩肌が名の由来となった赤岳。標高2899m。

こんにちは、ソフトウェアチームの窪田です。
赤岳は八ヶ岳連峰の最高峰の山です。日本百名山にも選定されています。

私にとっては登ったことのある山の中で富士山以外では一番高い山となり、日帰りでは最長の登山時間になりました。富士登山が日帰りになりそうなのでその練習でもあります。


赤岳は東西南北、色々な登山ルートがありましたが、甲府側から近い県界尾根から登ることにしました。

(登山口までの野辺山の広々とした景色も最高でした。ここだけでもまた行きたい。)



上り始めは背の高い隈笹の間を分け入るように進んでいきます。標高が高いからか隈笹のせいで登っているのがわかりにくいからかすぐに息が切れます。やや崩れて地肌が見えている脇を抜けてひたすら前進。


小天狗を抜けたあたりからやっと上りが緩やかになり、やや一息入れながらさらに前進します。(遠く富士山も遠望することができます。)

鎖場と岩場が織りなす、天空への登山

6合目あたりから鎖場があり、ほとんど崖をよじ登るような箇所が何ヶ所かあり非常に怖い場所でした。こんな鎖場は初めて。この辺りではもう雲と同じレベルの高さで雲が近くに見えます。この辺りからずっと頂上まで鎖場を伝いながら岩場をよじ登りながらなんとか這い上がります。木々も小さくなり照りつける日差しを受けながらも前進。そしてやっと登頂。
(左の写真は真ん中辺りに板が置いてありそこから奥へ進んでいきます。落ちたら真っ逆さまです。。)





別世界!360度のパノラマ、天空の絶景ステージ

山頂は素晴らしい景色でした。富士山とは違い稜線が伸び渡り歩けそうな感じで別世界が広がっていました。宿泊できる箇所もありそこを拠点に稜線を伝って隣の山にいくのも楽しそうです。このような場所で宿泊したら夜空や夜景がまた綺麗だろうな、と思いました。
(赤岳から稜線が伸びている。右の写真は稜線の途中で山荘があり宿泊できる。)

また来たいと思いながら危険な崖を降りないといけないのでほどほどに帰途につきました。