ドイツで行われた「IAA TRANSPORTATION 2022」の視察に行きました!




世界最大規模の商用車ショー「IAA TRANSPORTATION 2022」

こんにちは、風間です。

2022年9月20日~25日にドイツハノーバー国際見本市会場にて開催されました世界最大規模の商用車ショーである「IAA TRANSPORTATION 2022」の視察を行いました。ガレージラボでは、メンバーが交代しながら海外視察に行っています。

今回の展示内容は、「トラック、バス、自動運転技術、電池や充電設備、燃料電池や水素関連技術。次世代モビリティや輸送システム、関連IT技術(JETRO・HPより引用)」となっておりました。

電力網を活用したカーボンニュートラル社会の実現へ

写真(上)のような二酸化炭素の削減状況を見える化しながら、電気の売買を簡単に行うことができるサービスが多数出展されており、電気によるカーボンニュートラル社会の達成を前提に、電力網を活用した各種サービスが強力に展開されていることが衝撃でした。

電力網の構築とクラウド化・デジタル化も加速し、モビリティ情報が自動的に収集されています。そして、AI学習によって各種サービスの精度は日々向上し、サービスにリアルタイム性が求められています。加えて、情報解析により見えないニーズが顕在化され、プラットフォーム上にそのニーズを満たす新機能が日々追加されていくような、ハードとソフトが融合していく動きを感じました。

もちろん、本当に電気でカーボンニュートラルの実現ができるのかという疑問から水素など電気以外のサービスも出展されていましたが、まずは電気によるビジネスの仕組みやネットワークを一気に構築し、仮に完全に電気が中心の世界にならない場合も、それらを強みとして活用していくような、仕組み作りの巧みさを感じました。

気軽に乗り捨てることのできるバイクや電動キックボードが街の至る所にあり、ソフトウェアで管理され、バッテリーを積んだ車が巡回し交換をしています。

帰り道に、さっそく電動キックボードに乗ってみましたが、面白い体験でした!

異文化に触れられる機会を定期的に持つことは大切ですね!